漂着ゴミ問題の取材に同行させていただきました。二日目。

愛媛県の漂着ごみ問題の取材同行2日目。
八幡浜~宇和島方面でゴミが多く漂着する場所をE.Cオーシャンズ岩田さんの操船でご案内いただきました。

八幡浜港の沖に位置する島。
海岸沿いにもたくさんのゴミが漂着しています。
発泡スチロール等の軽いゴミは風で巻き上げられ、島の内部に押し込まれ、より回収しにくくなっています。
また、マムシなどの住処になり、回収のリスクも上がります。

 

 

 

皮肉にも?とてもとてもいい天気。
クルージングは本当に気持ち良いです。
そして、ゴミが見えなければ瀬戸内海から宇和海の景色は素晴らしいです。

途中では大島という有人島で休憩。
潮風に吹かれて爆発する髪。

大人の社会見学。目にする光景は衝撃的ですが、休憩は楽しく!

 

 

 

 

場所を変えて、また違う島へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あまりに衝撃的な光景に呆然とする鍵井さん

クルージングの途中で見かける流れ藻や木片。
よく見ると発泡スチロールのやカラフルなプラスチックの欠片が紛れいています。
流れながらどんどん削れて小さな欠片になり、マイクロプラスチックとなり、小魚が誤飲して、最終的には食卓に戻ってきます。

韓国語の製品も。
韓国から流れてきたのか、韓国スーパーで買って海辺に捨てたのかは分かりません。

 

 

 

 

そして、ほとんどのゴミは日本語です。
これだけ漂着しているなら日本のゴミも韓国をはじめ他国にも流れて行っているだろうな、と予想してしまいます。

 

 

 

ごみの撮影をする鍵井さん。

 

 

 

 

超有名写真家に撮っていただきました。
下の影が鍵井さんです(笑)

 

 

 

 

 

遠目には美しいビーチに見えても接近するとゴミの山。

 

 

 

半日でゴミのたまる衝撃的は場所を何か所ご案内いただきました。
あまりの惨状で、インプットした情報をいまだ消化できずにいます。

E.Cオーシャンズでは、基本的に陸路ではいけない場所を重点的に活動されているそうです。
目に見えない場所、見に行かないと見れない場所。
だから誰も気づかないし、普段見えないからもし気づいても掃除するまでには至らない。

世界中の海に行き撮影している鍵井さんでさえ衝撃を受ける光景が、愛媛にあります。
まずはその目で見ないと、その衝撃は伝わらないのかもしれません。
陸路で見られる場所もたくさんあります。
まず大事なのは、その光景を自分の目で見ること。興味を持つこと。現実を知ること。

岩田さん、たくさんの惨状、現状を教えていただきありがとうございました。
鍵井さん、お誘いいただきありがとうございました。鍵井さんの目に映った光景がどのように表現されるのか、楽しみにしています。

素晴らしい瀬戸内海、宇和海を守るためにも、一人一人ができることから始めていこうと思います。
E.Cオーシャンズの活動も、これから応援していきたいと思います。

 

 

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