オニヒトデ駆除
どうも。
今日は、県内のダイビング事業者の方々を中心に運営されている『愛南サンゴを守る協議会』の活動で、愛南町の塩子島のオニヒトデ駆除に参加させてもらいました。
下の画像の中心上部、オレンジのとげとげの物体がオニヒトデです。
大きさは直径20~40cmくらい。
非常に強い毒を持っていて、刺されたら大変な事になります。
うっかり触ったりしないようにしてくださいね!
なぜ駆除してしまうのかというと、サンゴを食べてしまうからです。
愛南町は一面に広がるテーブルサンゴがとても美しい海なのですが、、、
一部でオニヒトデが大発生し、食害が進んでいます。
オニヒトデも自然の一部という見方もあり、一部では駆除に賛否両論もあるのですが、、、愛南町では自治体、漁協の判断で駆除をしています。
駆除の方法は、酢酸液を注射して殺したり網で陸に揚げたり、いろいろあるのですが、今回は一匹ずつ潰していく方法で駆除しました。
生命力、再生能力がハンパないのでしっかり潰さないと再生したり分裂したりしてしまいます・・・
今日、2時間ほど5名で駆除しただけで、なんと458匹。
僕一人でも108匹駆除しました。
一部のメンバーは途中でサンゴ被害状況の調査もしていたので、全員で2時間フルに駆除活動をしていたら500匹を超えていたでしょう…。
広範囲に広がるテーブルサンゴも、アッと間に食い尽くされてしまいそうな数。
この活動は西海観光船を中心に定期的に開催されています。
土日の開催が多いので、なかなか参加することが難しいですが、行ける限り参加させていただきたいと思います。
海を守るのも、ダイビング事業者の仕事の1つですからね。
高橋さん、お誘いありがとうございました!
皆様、お疲れ様でした!